統合失調症

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精神医学

統合失調症を研究するにあたって、精神医学は必要不可欠なものといえます。
「精神医学」という言葉は、1808年に、ドイツの医学者ライルによってつくられました。
それまで、精神病者は「狂人」として、収容施設や療養院に拘束され、非人間的な処遇を受けていました。
しかし、この待遇に反対して立ち上がる人物が登場します。
フランスのピネルです。
1793年に、パリ近郊のビセートル病院で患者を鉄鎖から解放した話は有名です。
そして、精神医学が学問的言語として広まったのは、1850年頃、ヨーロッパ各地の大学医学部が、精神医学は必要な講座として設置したことが始まりだといわれています。
1950年代に入ると、向精神薬の開発により、生物学的精神医学は、ようやく実用的レベルの段階に達します。
向精神薬の登場で、精神分裂病の幻覚妄想をかなりの確率で抑制できるようになり、それまで、精神病者は精神病院で一生を過ごすしかないといわれていましたが、退院することも可能となりました。
そして、ここから、1960年代の外来治療へと発展を遂げるのです。
21世紀になると、製薬会社の支配力が増してきます。
純粋な、うつ病患者が減り、神経的な、うつ病患者が増え、重度の統合失調症が減り、軽度の統合失調症が増えるようになりました。

精神障害者

「精神障害者」とは、精神疾患(精神障害)を持つ人のことをいいます。
精神障害者として認定されると、その証明として手帳が交付されます。
この手帳は、正式には「精神障害者保健福祉手帳」というものですが、表紙には「障害者手帳」とだけ表示されています。
これは、表紙を見ただけでは何の障害の手帳なのか分からないようになっており、障害者への偏見やプライバシーを守るような配慮がなされています。
日常生活上、障害者手帳を持っていることの利点が少ないため、手帳交付の申請をしない人も多くなっているようです。
障害者手帳を持っていると、例えば、東京都の場合、次に挙げる保護を受けられるようになります(等級により異なる)。
都の公共機関(都立公園の入園料および駐車場の料金など)が免除され、都営住宅の家賃が特別減免されます。
保育園(区立)には優先で入園でき、所得税や住民税は障害者控除となります。
「ゆうちょ」の利子などは非課税で、自動車税や軽自動車税、自動車収得税は減免されます。
NTTふれあい案内(無料番号案内)の料金も免除され、個人事業税や相続税、贈与税は減免されます。
また、携帯電話料金は割引となります。
その他、診察料や薬代の負担の減額にも適用されます。